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営業部 営業3課  H.KODA

社内初の男性育休取得者として、ヤマサキに創った新たな道

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日本でも徐々に育休を取る男性が増えているものの、2019年度の取得率は7.48%※と、まだまだ少数です。ヤマサキで営業を担当している光田浩明は、男性社員初の育休を取得。「休暇中は子どもとしっかり関われただけでなく、妻の苦労を身を以て体感できました」と語る光田に、育休を取得する前の準備や休暇中の過ごし方、そして復帰後について、ヤマサキの広報担当がインタビューを行いました!
※2019年度・厚生労働省「雇用均等基本調査」より

産まれたばかりの赤ちゃんと過ごしたい。その気持ちを大切に

現在のお仕事内容について教えてください。

当社の主力商品である「ラサーナ」のファンを増やすべく、主にドラッグストア企業の本部様や店舗様へ訪問し、店頭営業を行なっています。

光田さんはヤマサキの男性育休取得者第1号として有名ですが、育休を取られたのはいつだったのでしょうか。

2019年6月です。病院で産まれた第二子が退院した直後から、2週間お休みをいただきました。1人目の時は考えなかったのですが、2人目となると妻もより大変だろうと思いまして…。1か月くらい取らせてもらおうとも考えましたが、会社と話し合って2週間に落ち着きました。でも譲歩したわけではありません。

日本では男性が育休を取る習慣がまだまだ少ないなか、言いづらさはなかったですか。

正直、ありましたね。自分が第1号であるのはわかっていましたし、育休を取得すること自体、かなり悩みました。でも産まれたばかりの赤ちゃんと過ごせる期間は、ごくわずか。その時間を大切にしたいという気持ちのほうが勝り、育休の取得を決断しました。

ただ、なかなか言い出せなくて、取得したいと思ってからも上司に伝えるまで少し時間がかかりました(笑)。でも思い切って伝えると、すぐに会社が動いてくれて。 ヤマサキの柔軟な姿勢を、改めて感じた次第です。

「ついに男性育休者が出た!」と、他部署でも大喜びでしたよ(笑)。休暇中はどのように過ごされたのでしょうか。

家事全般を担当したのと、当時2歳だった第一子と“ベッタリ”過ごす時間に充てました。1日中、家で過ごしてみて感じたのは、「名も無き家事」が多いということ。妻が一番大変な時に多少なりともサポートできたのではないかと思いますし、妻への感謝の想いが高まったという意味でも育休を取得して本当に良かったと思っています。

お休み中に仕事のことは考えたりしました?

会社の人には申し訳ないのですが、仕事のことはほとんど考えることがありませんでした(笑)。裏を返せば、それだけ安心して休めたということだと思います。おかげさまで、育休中に濃密な時間を過ごした第一子は、4歳になったいまでも「お父さんっ子」です(笑)。

父親が乳幼児期の子育てにどう関わったかは、子どもが巣立ったあとの夫婦仲に影響するらしいので、将来が楽しみですね。ところで、復帰はスムーズでしたか。

はい。復帰後というより、育休を取得する前の準備が大切なのではないかと思います。2週間とはいえ抜けてしまいますので、周りの人への負担が最小限で済むよう、前もって少しずつ引き継ぎ表を作成するなど、育休前にはしっかりと準備を行いました。その結果、トラブルは0でした。

産まれたばかりの赤ちゃんと過ごしたい。その気持ちを大切に

早速、新たな道に続く男性育休社員が現る

いま育休を取ろうかと悩んでいる男性社員に、アドバイスをお願いします。

どこの会社もそうだと思いますが、男性が育休を取ることに対する考え方や価値観は様々です。率直に言うと、100%の人に賛成してもらうのは難しいというのが現実です。でも産まれたばかりの子どもと過ごせる機会は、一生に何回もあるわけではありません。なので、後悔がないよう考えてみることをオススメします。

私のように短期間だけ取得してみるのも良いかもしれません。きっとこれまでの価値観が変わり、視界がぐんと開けるでしょう。また休んだ分の仕事は、いくらでも取り戻せるはず。私も休んだ分を絶対に取り戻そうと、復帰後は逆にそれをバネに頑張ってきました。

良いですね!これからパパになる社員たちも、光田さんのように大切な時間を過ごせたら素敵です。すでに2人目も誕生していますもんね。

はい。私が育休を取得して半年ほど経ってから、早速、同じ営業部から2人目の男性育休取得者が出ました。その社員は興味津々で私のところへ話を聞きに来て、私もメリットとデメリットを洗いざらい伝えました。私と同じく2週間休暇を取った本人に話を聞いたところ、やはり「育休を取得して良かった」とのことです。いまでは3人目も誕生していますし、男性育休取得者はこれからもっと増えていくでしょう。

ヤマサキは、「広島県働き方改革実践企業」にも選ばれている、働き方改革に積極的な企業です。今後も社員の求めるフレキシブルな働き方を、どんどん実現していくはずです。

早速、新たな道に続く男性育休社員が現る
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